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「門」の基本構造は種類を問わず同一

城の出入り口である門は城を構成する建築物の中でも最も早く発展したものとされている。その用いられ方は城やその位置によって様々だが、正門等の城内に通ずるような大きな門は重要なエリアとして厳重な警備が敷かれていた。門の基本構造はどれも同じだが、その種類は多岐にわたっており、櫓を併設することで防御拠点としての機能を持たせたものまで存在した。門には様々な名前がつけられたが、その多くは置かれた場所や地名から取られることが多かった。

しゃちほこの意味とは

天守の屋根によく置かれている金のしゃちほこ。龍の頭に魚の体を持った伝説上の生き物である鯱を模したこの像は、その雨を降らせるという力を火除けのシンボルとして用いる目的で置かれたと言われている。