日本の城を学ぶ
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城とは何か

日本各地に存在する城の数々は、1600年の関ヶ原の戦い以後に建てられたものだ。大軍による包囲に耐えるべく築かれた石垣と堀、巧みに敵の側面を突くための城壁を備えた城は、軍事施設としても世界有数の存在であろう。そんな城はその一つ一つに個性が存在するのである。

城の歴史

城は弥生時代頃の集落の周辺を堀や土塁といった囲い守りを固めた物が起源であり、都の周辺を城壁で囲った都城や地形を生かした山岳陣地である山城という形を経てい…

城の象徴である「天守」

日本の城にまず欠かせないのが天守である。石垣の上に建てられ、破風と呼ばれる日本建築特有の屋根を持つ高層建築。その先駆けは織田信長が1579年に築いた安土城…

防衛・攻撃の要「櫓」

櫓(やぐら)は弥生時代頃には既に存在が確認されている歴史のある建造物で、物見台に毛の生えた程度の物から、天守のような本格的な建造物に発展していった。城の…

「門」の基本構造は種類を問わず同一

城の出入り口である門は城を構成する建築物の中でも最も早く発展したものとされている。その用いられ方は城やその位置によって様々だが、正門等の城内に通ずるよう…

石垣と堀

お城の土台となる「石垣」。お城の周りに掘られている「堀」。ほとんどのお城にこの石垣か堀のどちらか又は両方があります。まず、石垣についてですが、石垣はお城の基礎部分とお城の防…